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2020年8月5日

ガートナー、「日本におけるセキュリティ (デジタル・ワークプレース) のハイプ・サイクル:2020年」を発表

デジタル・ワークプレースの領域におけるセキュリティについて、注目すべき重要なテクノロジ、手法および概念を紹介

ガートナー ジャパン株式会社 (本社:東京都港区、以下 ガートナー) は、「日本におけるセキュリティ (デジタル・ワークプレース) のハイプ・サイクル:2020年」を発表しました。

ガートナーのハイプ・サイクルは、テクノロジやサービス、関連する概念、手法など (以下 キーワード) の認知度、成熟度や採用状況、および各キーワードが実際のビジネス課題の解決や新たな機会の開拓にどの程度関連する可能性があるかを視覚的に示したものです。

「日本におけるセキュリティ (デジタル・ワークプレース) のハイプ・サイクル:2020年」は、日本におけるセキュリティおよびリスク・マネジメント分野のうち、特にデジタル・ワークプレースのセキュリティの領域において注目すべき重要なキーワードを取り上げています (図1参照)。

図1. 日本におけるセキュリティ (デジタル・ワークプレース) のハイプ・サイクル:2020年

出典:ガートナー (2020年9月)

※ハイプ・サイクルのフェーズの日本語表記が一部変更になりましたので、修正しました (2020年9月4日)
(修正前)啓蒙活動期→(修正後)啓発期

2020年、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 拡大への対策の一環として、多くの企業はテレワークを実施できる環境を急ぎ整備する必要に迫られました。そしてこれは、企業にとってのワークプレースの在り方を再考させる大きなきっかけとなり、新しい働き方や環境整備についての議論が続いています。一方、新しいワークプレースのセキュリティについては、多くの企業がその重要性を認識していながらも、何をどこから始めるべきなのかが分からず、全体に混乱が続いています。

アナリストでシニア プリンシパルの矢野 薫は次のように述べています。「これまでも『働き方改革』という名称でテレワーク環境の整備が国内企業でも進められてきましたが、その多くは、一部の従業員による申請ベースでの短期的な利用など、限定的な実施にとどまっていました。現在のワークプレースの検討は、より多くの従業員を対象に、より長期的に、より柔軟に働ける新しい環境を構築することに主眼が置かれています。セキュリティについても、この新しい働き方および環境を前提にテクノロジの理解を深め、新たな議論を開始することが急務です」

2020年版の本ハイプ・サイクルでは、企業におけるクラウドやモバイルの積極的な利用の動きに合わせてセキュリティ・テクノロジの検討が進むと考えらえるテクノロジ、「ゼロ・トラスト・ネットワーク・アクセス」「SASE (セキュア・アクセス・サービス・エッジ)」「KMaaS (サービスとしての鍵管理:Key Management as a Service)」を新規で追加しました。

また、「SaaS版アイデンティティ/アクセス管理」「CASB (クラウド・アクセス・セキュリティ・ブローカ)」「BYOD (個人所有デバイスの業務利用)」「電子サイン」といったテクノロジについては、テレワークの拡大を背景に、これまで以上に多くの企業の関心を集めています。

矢野は次のようにも述べています。「デジタル・ワークプレースのセキュリティがこれまでのセキュリティと大きく異なるのは、ユーザーのニーズとセキュリティのリスクが、これまで以上に多様化する点にあります。そしてこの2つの動向に正しく追随していくことがセキュリティ責任者に課せられた新たなチャレンジとなっています。本ハイプ・サイクルに示されているとおり、セキュリティの技術の発展により、多様化するニーズとリスクに応じて、企業が選択できるテクノロジは増えてきました。本ハイプ・サイクルで取り上げたテクノロジのうち、既に成熟度が高いもので、自社でまだ導入していないものがあれば、必要性が高いと判断できるものについては積極的に導入を検討すべきです」

ガートナーのサービスをご利用のお客様は、ガートナー・レポート「日本におけるセキュリティ (デジタル・ワークプレース) のハイプ・サイクル:2020年」(INF-20-105) にて、詳細をご覧いただけます。セキュリティ分野については、本ハイプ・サイクル以外にも、姉妹編として「日本におけるセキュリティ (インフラストラクチャ、リスク・マネジメント) のハイプ・サイクル:2020年」(INF-20-104) と「日本におけるセキュリティ (アプリケーション、データ、プライバシー) のハイプ・サイクル:2020年」(INF-20-103) を発行しています。

ガートナーのサービスについては、こちらをご参照ください。
https://www.gartner.com/jp/products

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